東建コーポレーション 千葉支店(千葉市緑区)

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東建 現場監督Hブログ 千葉市T様アパート新築工事

 

こんにちは!現場監督のHです!

4月は新生活シーズン。新しい制服に身を包み、新しい環境に

挑戦していく方々がたくさんいることでしょう。

暖かな春の日差しを体いっぱいに浴びれるように

しっかりと背筋を伸ばして活き活きと仕事をしたいですね!

 

自分の場合、まずは猫背を治すところからというのはここだけの話(笑)

 

さて、今回ご紹介するのは

千葉市のT様アパートより遣り方についてです!

 

●遣り方(やりかた)とは?

建築していく建物の図面が決まり、その建物の位置や高さ、水平を基準にするために、敷地内に設置する仮設物です。基礎工事の前に、図面上の建物の位置や基準を実際の敷地に移す作業ともいえます。

遣り方と似た言葉に「水盛り」「丁張り(ちょうはり)」などがあります。

意味合いはほぼ同じですが、建築工事の現場では「遣り方」または「水盛り」、土木工事の現場では「丁張り」と呼ぶことが多いです。

 

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ちなみに遣り方の語源の由来は、

計測機器がなかった江戸時代、角材の溝に水を注いで水平を測定していたやり方→『水盛り遣り方』に由来して短く短縮されたそうです!

昔の方々の知恵は素晴らしいですよね。

 

現代では高さや距離を測る機器を使って

測定した通りに水糸を張り、建物の完成仮設状態ができます。

 

高さを測る機械はレベルという機械を使います。

レンズで覗いて高さを確認する機械や

オートレベルというレーザーを検知して

正確な高さを示準してくれる機械があります。

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※こちらはレーザーレベルです。

 

まずは建物の四隅である場所に水杭を打ちます。

その後、貫き板と呼ばれる板を基準の高さになるよう

正確に取り付けます。

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↑このような感じ

 

そして、建物の大きさ(各距離)に合わせて水糸を張り

正確な位置を微調整していきます。

この時注意するべきポイントは、建物を建てる土地に対して

隣地境界線や周辺の既存建物からの距離も正確に位置出しをする

必要があります。

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しっかりとした水平を出すためには

ミリ単位での調整をしなければいけません。

建物がければ高いほど、地上面からの狂いの幅が

大きくなってしまいます。

 

四方だけではないケースもまれにあります。

複雑で斬新な構造ほど建てるのが難しいとも言えます。

当たり前のように聞こえますが、これが現場状況により

ただの長方形でも難しいことも…。

 

これから工事を進めていく中での建物基本作り。

いわば図面から初めて立体に起こされる造作物ですね。

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はい、いかがでしたでしょうか!

今回は工事というより豆知識講座のようになってしまいましたが

私もまだまだ勉強中の身。

このブログが吸収した知識のアウトプットになれたら

これからさらにレベルアップができると思っております。

今後ともよろしくお願いいたします!!

 

今回はここまで!次回もお楽しみに!

現場監督Hでした☆

 

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※この物件の掲載情報は2025年09月11日時点のものです。現在の掲載内容と異なる場合がありますのでご注意下さい。

店舗情報

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所在地
〒266-0033 千葉県千葉市緑区おゆみ野南1-18-3アネックスウィン 1F FAX:043-300-0751
定休日
日・月曜日・祝祭日
営業時間
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